LJL公式キャスターsyouryuさんに聞く!ゲームとの出会いから、実況への意気込み TAIYORO INTERVIEW

今回はLJL(League of Legends Japan League)公式キャスターのsyouryuさんにお話を伺いました。LoLをはじめたきっかけや、キャスターを目指した理由、今後の夢まで、たっぷり語っていただきました!
自己紹介をお願いします
はじめまして、EsportsキャスターのSyouryuです。 LoLの実況は今年で5年目になります。2020年頃からアマチュアで実況を始め、2022年からはLJLアカデミーで公式キャスターとして活動を開始しました。
ゲームを始めたきっかけは?
ゲームとの出会いは、小学6年生の頃。家族共有のパソコンでマインクラフトをプレイしたのが最初でした。 本格的にゲームにのめり込んだのは2015年頃。「艦これ」に友人に誘われて始め、同時期に「サドンアタック」で初めて対戦ゲームの面白さを知りました。他にも「World of Warships」などをプレイしてきました。 そしてLoLとの出会いは2017年。FPSがうまくなりたくて探していたところ、ダステルボックスさんの動画から「DetonatioN Gaming」というチームを知り、そこからLJLの存在を知りました。 初めて見た試合は、LJL 2017 Summer Split Final「Rampage vs DFM」。その年のWorlds(世界大会)を、ルールもよく分からないまま全試合観戦して、徐々にLoLの魅力に引き込まれていきました。 プレイヤーとしては2017年冬からLoLをスタートし、ADCを7年、サポートを1年プレイしています。高校選手権に出たくてN高に転校した際、サポートの人手が足りず、自分がロールチェンジしてチームを組みました。 その年はSTAGE:0で九州ベスト2、全国高校選手権にも出場しました。パンテオンとタリアの強力なコンボが刺さった時はめちゃくちゃ気持ちよかったです(笑)
キャスターを目指したきっかけ
正直に言うと、選手にはなれないと感じていました。高校3年生の時、自分の実力は最高ランクゴールド。一方で対面していたプレイヤーはチャレンジャーに昇格していて、「このレベルではプロは難しい」と判断しました。 進路に悩む中で出会ったのが、とあるesports実況者の神がかった実況でした。その人の実況が好きすぎて、セリフを暗唱できるほど真似していました。その出会いがきっかけで、キャスターになることを決意しました。 最初に実況したタイトルはなんと「レインボーシックスシージ」。通っていた学校のキャスターコースを通じて、シージの大会実況の機会をいただきました。知識が乏しかったため、60時間ほどしっかりプレイしてから実況に臨みました。 そして数日後、ようやくLoLの実況デビューを果たしました。
LJL公式キャスターとしての想い
正直、嬉しさよりも緊張のほうが大きいです。干支が一周するくらいの歴史があるLJLにルーキーとして加わり、もし変な実況をしたら…と考えるとプレッシャーがすごいです。 でも、アカデミー時代の実績を認めてもらえた喜びも感じています。批判の声も少なく、視聴者に受け入れてもらえている実感もあります。 横には頼れるeyesさんがいてくれるのですが、いつまでも頼ってはいられないので、自分の力でもしっかり立てるように心がけています。 実況をする中で常に意識しているのは、ライト層への分かりやすさ。The k4senが始まったあたりから、LJL視聴者の層が変化したと感じています。 千燈ゆうひさんのウォチパのコメントなどをチェックして、参考にしています。
夢と目標
僕は夢と目標は別だと考えています。夢は“地平線の向こう側”のようなもので、目標は道中の「給水所」や「曲がり角」。 夢は叶わないかもしれないけれど、ずっと心の中に持っておきたいものです。 僕の夢は、推しのVtuberさんがLoLをプレイして、その実況をすること。今はその方がLoLを始めたという話もあるので、ちょっと現実に近づいてきたかも…?(笑) 目標は、Worldsのファイナルを実況することです。常に「視聴者の記憶に残る実況」を心がけています。
TAIYOROの活用方法
LJL関連をきっかけにTAIYOROを知りました。 ピッケムにも参加していますし、今日どんなイベントがあるのか確認するときによく使っています。 特にFPS系のキャスターは複数タイトルを担当しているので、TAIYOROの一覧性が助かっています。 また、SNSで「DFM頑張れ!」と見かけて「今日は何の試合だ?」と思ったときにもすぐ調べられて便利です。LoLのコミュニティ大会もまとまっているので、LoLに限らず幅広く活用しています。
ピッケム外して頭をかかえるsyouryuさん
最後に、今後の意気込みをお願いします!
先輩キャスターに見劣りしない実況を心掛けていきます! LJLをもっと多くの人に楽しんでもらえるよう、これからも努力していきます!
syouryuさん
取材
TAIYORO編集部